ビリーです。
今回は春休みにイッキ読みした漫画の感想を書きます。
ワンパンマン
あらすじ
修行しまくって最強になった男が、ヒーローと敵の戦いに関わっていく物語。Web上にあるONE版、単行本化した村田版両方最新刊まで読んだ。
感想
どちゃくそ面白い。
ONE版は絵が上手ではないけど、構図や原作ならではの魅力がある。内容はガロウ編が終わって新ヒーロー協会の話が始まっている。
タツマキVSサイタマくそ面白だった。VSサイタマ全員見たいわ。ジェノスの時も面白かったし。ゾンビマンとかだと勝負つかないんだろうな...。
スイリューの妹とかも出てきて面白くなりそう。続き楽しみ。
村田版は相変わらず絵がうめぇ...。フブキ様美しすぎる。あと陸上の腹筋バキバキの娘も。内容はVS怪人協会が始まってONE版とはちょっと変わってきた感じ。
ONE版と変わってきた事によって新鮮に楽しめる。ブラストも出てきたっぽくて完全に違うルートに行ったんだろうか?
どっちも続きが楽しみな作品。生きがいの1つ。
ガンスリンガーガール
あらすじ
人間兵器として改造された少女とそのパートナーによる国家転覆を防ぐ組織のお話。漫画の単行本のタイトルに「少女は機械の身体を持つ。しかしながら彼女はまだ幼い子供だ(直訳)」と書いている。舞台はイタリア。全15巻。
感想
ちょっと前に読んだので若干忘れかけてるけど、感想書きます。
とても悲しい物語だった。登場人物ごとに振り返る。
まずヘンリエッタとジョゼ。ヘンリエッタはジョゼのことが好き。しかしヘンリエッタは記憶が徐々になくなっていくことに恐怖を覚える。その過程が儚い。人間らしさが強めの良くも悪くも機械少女って感じのキャラだった。最後は中盤で起こった事件と同じくジョゼを撃って自害。
次にリコとジャン。リコは感情が薄く、ジャンは復讐のためリコを使う。論理的には正しいけど、倫理的には正しくないコンビ。ジョゼは復讐相手と心中しようとするなど最後の最後まで復讐者だった。両親と妹と配偶者殺されたらそうなるか。つれぇ...。
次はトリエラとヒルシャー。トリエラは銃撃戦、近接戦両方こなす褐色金髪少女。ヒルシャーはトリエラの扱いに悩む警官。トリエラは有能であるが故の葛藤が多く感じた。殺しがうますぎるせいで初登場回でちょっと仲良くなった男の子を殺しちゃうし、一度失敗しただけでめちゃ落ち込んでたし。最後は一緒に戦って殉職するが、ヒルシャーが残した遺伝子によりエピローグでトリエラと外見がよく似た女の子が登場する。悲しみとうれしさで感情がぐちゃぐちゃになる。
次はクラエスとラバロ。クラエスは主に実験で使われるめがねをかけた黒髪ロングの少女。ラバロは過去に死亡し、クラエスの記憶からも条件付けにより消されている。ときおりラバロの記憶の断片を思い出すシーンが悲しい。最後は組織にやってきた政府の軍を言葉で止めた。最後まで生きていたが、最終話でヘンリエッタもなっていた記憶がなくなる病気の前兆が出ていて悲しくなった。
次はアンジェとマルコー。アンジェは両親により車で轢かれ機械人間になった少女。記憶が消えていく時期が早く、物語中盤で命を落とす。マルコーはそんなアンジェのためにパスタの国の王子様という創作も物語を話す。マルコ-のことさえ忘れてしまったアンジェはパスタの国の王子様を話し出す。悲しい。
最後にペトラとアレッサンドロ。ペトラは脚を手術しバレエができなくなって自殺した少女を作り替えられた義体。アレッサンドロは船上で作り替えられる前の彼女に出会っている。アレッサンドロは師匠の女性に恋をしていたが、仕事から去ってしまい、彼女のまねをするようになる。部屋にめっちゃ本置くやつとか。ペトラはアレッサンドロに恋する。最終的には生き残ってペトラとアレッサンドロは結ばれる。ペトラはすぐ死んじゃうけど。
他にもトリエラに近接戦で勝ったピノッキオ関連の話も良かった記憶がある。詳しくは覚えてない。
とにかくずっと悲しかった。人に勧められるまで全く知らなかった。隠れた名作。
るろうに剣心
あらすじ
明治11年の東京が舞台。倒幕後の剣士が廃れるくらいの時代。主人公は殺さずの誓いを立て、逆刃刀で戦う緋村剣心。殺し屋として暗躍していた時代の復讐者や国家転覆を目論む敵と戦う物語。全28巻。
感想
すごい昔の漫画なのに飽きずに読めた。絵は古いけどストーリーが面白くて気にならなかった。序盤は左之助とか薫とか弥彦とか登場人物が揃っていく。斉藤一や蒼紫、恵など味方になる敵も登場する。
中盤は志々雄真実率いる一派と敵対する。瀬田宗次郎や駒形由美など魅力的な構成員が在籍する。志々雄との最後の戦いは激アツだった。志々雄は最後まで自分の信念を貫いていて、敵ながらかっこいいキャラだった。こりゃ人気出るわ。死んだ後に由美と佐渡島方治と一緒にドクロだらけの場所から地獄に行くシーンが印象的。
終盤は雪代縁の復讐のお話。剣心が流浪人になるまでの過去が語られ、縁は姉と姉の配偶者が殺されたことによる復讐をしようとする。その復讐の中で薫が殺されるシーンがあるが、縁は殺したと見せかけ、人質にしていた。ここは賛否両論ありそうだが、私は賛派。絶賛。ハピエン厨なので死んだという事実を覆してでも生き返って嬉しかった。若干の伏線もあったし。しかも薫の死を乗り越えるという剣心にとって重要なプロセスができたので良かったのだと思う。
あとは剣心の技がとにかくかっこいい。志々雄とか斉藤一の技もいいけど、やっぱり一番は剣心だなと。「龍翔閃」とか「九頭龍閃」とか。「天翔龍閃」を本編だと『あまかけるりゅうのひらめき』と読んで、リマスター版だと『てんりゅうしょうせん』とあえて読んでると作者コメントに書いてあって最高だなと思いました。1つの技で2回楽しめるとかロマン。
全体通して読み応えのある内容だった。人に勧めるレベル。
恋と嘘
あらすじ
政府によって交際相手を決められる世界で、決められた相手ではない人を好きになってしまった男の恋愛物語。四角関係。11巻まで読んだ。
感想
11巻でちょうど謎が明らかになって、めちゃ面白くなってきた。
全員ネジに矢印向いててうらやましすぎる。
仁坂が良いやつすぎて胸が苦しい。顔も良い。つまり最強。
莉々奈は最初は高崎さんとネジの交際に賛成だったのに、好きになっちゃったはずるいなと。莉々奈にだけは行かんといてくださいよ!!!
そしてMy lovely angel 高崎さん。ネジが好きだから、ネジが生きるために、ネジとの関係を絶つ、とかネジが好きすぎるでしょ。最高。好き。
11巻で明かされた高崎さんの秘密が、ネジの生死に関わるものだったとは...。思ってたより重い話だったんだな。読み直しちゃったよ。一話で突然泣き出したところとか。一話に伏線を張る作品は神。はっきりわかんだね。
続き楽しみ。
家庭教師ヒットマンREBORN!
あらすじ
殺し屋の赤ん坊リボーンが何をやるにもダメダメな学生ツナの元へやってきて、殺し屋として育てられるようになる物語。全42巻。
感想
面白すぎて3日で読み終わった。序盤のギャグはいらなかったけど。
序盤のギャグは置いておいてまず骸編から。骸の初登場。私の一番好きなキャラ。ギャグからバトルものに変遷する時期なのでギャグが抜け切れてない感がある。だけどしっかりアツいし、面白かった。
次はザンクス編。リング争奪戦。実は最後の最後まで好きになれなかった唯一のキャラがザンクス。それはそれで敵として正しいのかと思う。るろ剣の斉藤一的な。ツンデレのスクアーロは大好き。
次は未来編。これは長かった...。面白いんだけどもうちょっと短くしてもいいかなと思った。入江正一の実は味方展開はアツかった。ボックスもここで登場。リングとボックスってなんであんな相性いいんだ?ボックスはほんとに偉大な閃きだと思う。
次はシモンファミリー編。未来編のスケールがでかすぎて忘れがち。未来編の前とかにやってればもっと楽しめたはず。終盤で登場したので再登場の機会は少なめ。おっぱいでかいリーダー好き。
最後はアルコバレーノ編。アルコバレーノの七人がそれぞれ手下を作り、それに代理戦争させて、優勝したチームは赤ん坊の呪いを解くというもの。ここの話は今までのほぼ全ての登場人物が再登場するので、めちゃくちゃ面白い。超豪華な後日談みたいな感じ。結局誰も呪いを解かれず、黒幕を倒して終わった。この編ではツナのお父さんとか片平のおっさんとかの出る。最終にして頂点。だと思っている。
ギャグ展開の7巻までに入江正一とか、片平のおっさんとか伏線張ってたのが永遠の謎。ギャグのまま回収するつもりだったのか、最初からバトルにするつもりだったのか。あと一番最初の死ぬ気弾撃たれて「復活(リボーン)!」てなるやつ結構好きだったから最終回でまた出てきて嬉しかった。
とにかく人気ジャンプ漫画ってだけはある最高の友情・努力・勝利漫画だった。
長くなってしまったのでもうちょっと読んだ作品はあるがいったん終わる。
それでは。
エル、プサイ、コングルゥ。
*1:ネタバレ注意